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ブロックチェーンの世界で、日本からGoogleのような世界的企業を輩出したい

ソラミツ株式会社

社会のインフラを自分達が変えられる大きなチャンス

皆さんは、ブロックチェーンという言葉を御存知だろうか。分散型台帳技術と言われているもので、ビットコインの中核技術をベースとするデータベースである。そのブロックチェーン技術で産業にイノベーションを起こし、様々な社会の課題を解決しようとしているのが、ブロックチェーンスタートアップ企業のソラミツ株式会社だ。ソラミツ株式会社はブロックチェーン技術発展寄与のために、Linux Foundationのオープンソース「Hyperledgerプロジェクト」にプロジェクトネーム「いろは(Iroha)」としてコードを提供している。

この日はソラミツ株式会社の創業者である岡田隆代表取締役共同最高経営責任者と宮沢和正取締役COO最高執行責任者のお二人に、創業の背景、ビジネスの狙い、企業風土、今欲しい人材像、これからの戦略などについてお聞かせ頂いた。最初にお聞きしたのは岡田代表だ。

「私自身は大手監査法人のトーマツで、会計士としてIPO支援の業務に携わっていました。IT系のスタートアップ企業を何社か担当させて頂きながら、いずれは自分自身でもIT系で起業しようと考えていました。そんな時、ブロックチェーン技術に出会ったのです。インターネットにしろ、モバイルにしろ、ブロックチェーンにしろ、ゲームチェンジができる技術が面白い。そしてそれらの技術によって、社会の構造が変わる瞬間が一番面白いと思うのです。

ブロックチェーンの考え方は中央管理から分散型台帳技術ですから、社会を大きく動かすツールになると考えています。特に今まで深く入り込めなかったイノベーションが起こせる可能性が大きい。例えばビットコインなんかは、中央銀行をひっくり返しても良いのではないかというイノベーションまで許されるようになってきています。こういった深いイノベーションまでベンチャーが入り込めるようになったのは、画期的なことです。ついにベンチャー企業が、社会のインフラを変えられるところまで来たわけです。

社会には、課題がたくさんあります。もっと住みやすい社会に変えたいという想いを、私自身ずっと持ち続けてきました。ブロックチェーンには金融や行政、不動産などインフラを変える力がある。今までいつか変わって欲しいと思っていた社会の不合理性やインターネットで変えられなかった領域を、自分達が自ら変えられるのではないかと思えるようになったのは大きいですね」
精悍でスマートな雰囲気の岡田社長は、そう熱く語ってくれた。若干34歳の創業者でありながら、その熱い想いとロジカルな思考スタイルは天才肌を感じさせた。

 

最強のプロを集め、世界企業を目指すソラミツの戦略とは

 

 

熱い想いと抜群の行動力で立ち上げたソラミツの前線指揮を執るのが、宮沢取締役COOだ。温厚そうな紳士的雰囲気のある宮沢氏に、ソラミツの技術力の源泉と戦略についてお聞きした。

「先ほどお話頂いた岡田の共同経営者である武宮は、実はアメリカ人なのです。彼は名前を日本名に変えるほど日本が大好きなのですが、2004年からアメリカ軍の物流システムの開発に従事していました。その頃から既に人工知能や脳の生理科学をコンピュータで研究しており、セキュリティや暗号技術にも精通しています。そして2009年に来日し、NTTの基礎研究の技術員として就職しました。そんなある日ビットコインに出会い、彼自身もこれは相当面白いと感じたそうです。そして仲間とビットコインの改良バージョンを開発するのです。

ブロックチェーンというと一般的には仮想通貨のイメージが強いも知れませんが、実は産業全体を変える力があります。武宮は早い段階でそこに注目し、通貨だけではなくもっと汎用性のある仕組みにしようということでHyperledger Irohaを自分達で作り上げました。彼と接していると、“もっと世の中は良くなる”、“もっと便利になる”という“あくなき探究心”を感じますね。彼は最先端の研究者であり、エンジニアであり、リサーチャーでもあるのですが、決して現状に満足することなく、本質がブレずに問題を解決していくタイプです。

私自身は当初中央集権的なシステムの方が楽に構築できると思っていたのですが、実はそうではないことが最近わかってきました。やはり分散型にし、みんなが見張っていることで改竄の防止になり、ゼロダウンタイムを実現し、情報をシェアすることで効率が良くなるのです。そんなブロックチェーンに代表される分散処理コンピューティングの凄さに、武宮は早期から着目していたのです。

私自身は東工大を卒業後ソニーに入社し、VAIO PCの初代開発に携わりました。シリコンバレーに赴任して、インテルやマイクロソフトとも一緒に仕事をしていたこともあります。その後非接触ICカードの開発部隊の企画室長をし、JR東日本にSuicaとして導入してもらいました。その時これからは部品の提供だけではなく、サービスで収入を得るべきだと思い、2001年に電子マネーEdyの会社を立ち上げ、16年間経営に携わっていました。そして2016年3月、当時経済産業省の先端技術研究の事務局長をやっていた時にオブザーバーとして参加した岡田と出会い、ソラミツに参画したのです」

ソラミツは、最先端ITテクノロジー企業であり、その成長は技術力にかかっているといっても過言ではない。東京の本社に加え、日本国内においては最先端のコンピュータエンジニアとアントレプレナーシップ教育で有名な会津大学とコラボし会津拠点を開設、海外では暗号技術に強いロシアの開発拠点で、国内外総勢数十人のエンジニアが働いている。そこで重要になってくるのは、更なる優秀なエンジニアの採用だ。その点について、宮沢氏にお聞きした。

「私達ソラミツはビジネスを推進する上で、スピードとグローバル性、社会課題の変革に対する意識と主体性を大事にしています。共同開発と知財を重視しているのもそのためです。その技術開発力を支えるのは、やはり優秀なエンジニアです。毎日テレビ会議システムを活用して英語で海外のスタッフとミーティングを行い、タスクは掲示板でシェアし、我々のシステムはどんどん進化していきます。ソラミツの現場では、“我々が未来を作っている”という刺激に満ち溢れています。

特にAPIサーバーに不可欠なGO言語、アンドロイドエンジニア、JavaScriptのエンジニアには、積極的な参画を期待しています。今後東京の陣容は拡大していく予定です。特に30代の方、大歓迎です。コミュニケーションはチャットで英語のやり取りができるのが最低限必要で、マネージャークラスだとテレビ会議でスピーキングできる必要があります。やはり誤解を生まないよう対面でのコミュニケーションは大切です。

ソラミツはアメリカの最先端研究者、行動力抜群の経営者、電子マネーのプロ、証券業界のプロ、金融システムのプロ、GO言語の権威等と、多種多彩なそれぞれの分野のプロが集結しています。日本発の次のGoogleを目指して、本気で世界を変えてみませんか!」

 

 

世界に通用する最新テクノロジー技術、英語でのコミュニケーション、世界に広がる開発拠点、そしてそれぞれの分野でのエキスパート。設立1年半のベンチャー企業で、ここまで強力なスキームを有する会社があっただろうか。しかも仕事のオファーは、日々世界中から舞い込んでいるという。こんな会社との出会いは、人生でそんなに多くない。自分の人生を変えるかも知れないこの出会いを掴むかどうかは、あなた次第だ。

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