成功する転職

新卒で早期退職を考えるあなたへ。会社を辞めることのメリット・デメリットを解説

会社をすぐに辞めることは良いこと?悪いこと?

「会社には少なくとも3年はいた方がいい」という定説があります。

しかし、実際に入社してみると、何らかの理由で会社に疑問を抱き、早期退職に至ってしまう人も少なくありません。

実際に、平成26年度の大卒の新規卒業者を対象に厚生労働省が調査した『新規学卒者の離職状況』によれば、入社後3年目での離職率は32.2%という数字が発表されています。

今回は、新卒者が会社を辞めてしまう理由の傾向と、退職した場合のメリット・デメリットについて考えていきます。

加えて、早期退職した際におすすめな「転職エージェント」についても紹介します。

どんな理由で退職する人が多いの?

会社を辞めてしまう人は、「入社したら思い描いていた感じと違った…」と、理想と現実のギャップに悩んだという理由が多いようです。

では、具体的にどのようなギャップを感じてしまうのでしょうか。

新卒者が特に感じるギャップを5つ紹介します。

①仕事内容・配属

入社後に感じるギャップとして、特に多いのが「仕事内容・配属」についてです。

多くの企業が新卒採用において総合職採用を行っていることから、希望の会社に就くことができても、入りたい部署に配属されるとは限りません。

なので、実際に入社してから任される仕事が自分の理想とかけ離れているため、退職してしまうケースが多いようです。

②人間関係

「人間関係」にギャップも感じ、会社を辞めてしまう人もたくさんいます。

「イメージしていた上司像じゃなかった…」「想像していた雰囲気の同僚ではなかった…」など、繊細で難しい人間関係だからこそギャップを感じるケースが多いようです。

また、パワーハラスメント(パワハラ)といった様々なハラスメントも、退職する直接の理由につながっています。

③労働条件

事前に聞いていたよりも休日出勤や残業といった時間外労働時間が長く、「労働条件」に関してギャップを感じることも多いようです。

自ら積極的に参加しているならまだしも、上司から強制的にやらされてしまうと精神面で大きくマイナスに働く可能性が高くなります。

勤務時間や休日に関するギャップは仕事へのモチベーションに大きく影響するので、退職する大きな理由として挙げられます。

④給与・待遇

新卒社員は割合が少ないものの、労働の対価であり生活の基盤である「給与」に関して感じるギャップは、退職に踏み切る大きなきっかけとなります。

また、学生時代の時給・日給で働くアルバイトでは知り得なかった、社員ならではの「待遇」への疑問・不満も多いようです。

⑤社風

新卒者は入社前に想像していた会社と違う雰囲気にギャップを感じるケースは多いです。

アットホームな会社もあれば、殺伐とした雰囲気や緊張感あふれる雰囲気の会社など社風は様々あります。

しかし、そういった社内の雰囲気や文化に馴染めず、その場で長く働くことが困難な人が多いようです。

新卒者が退職してもいいケースってあるの?

退職することは間違った選択だと思われがちですが、必ずしもそういう訳ではありません。

実際に入社してみると、理不尽な要求や扱いが多く、むしろ新人のうちに辞めた方が良い場面も多いのです。

では、退職してもよいと考えられるケースを3つ紹介します。

①人間関係が悪い

人間関係が悪く、部署異動なども認められない場合は退職を検討しましょう。

上司に嫌われた、イジメ、無視されるなど、人間関係が原因で仕事に支障が出てしまうケースは多くあります。

この人間関係の悩みはどの会社にも見られるものなので、自分から人間関係を改善しようと試みる、または単に人間関係を気にしすぎない、ということもできます。

それでも人間関係が改善できず、精神的に苦痛を感じるレベルであれば、早めに転職を考えた方がいいかもしれません。

②うつ病になる可能性がある

新卒で入社して、「簡単に辞めるわけにはいかない!」と意気込んで仕事に取り組む人は多いと思います。

しかし、毎日が残業、プレッシャー、人間関係の悪さなど、様々な困難に直面することもあるはず。

それでもより一層頑張ってしまうと、心身が疲弊して正しい判断がつきにくくなり、うつ病などの精神疾患につながることもあります。

うつ病で仕事を辞めた人が経験した症状には、下記のようなものが挙げられます。

・全くやる気が出ない
・人の目を見て話せなくなる
・疲れているはずなのに、目をつぶっても眠れない
・自分の席に座っているのが苦しく感じる
・単純作業でミスが増える

症状は人それぞれですが、「無気力感が続く」人は注意が必要です。

症状やその原因の改善が難しいのであれば、今後の自分自身のことも考えて会社の退職を検討しましょう。

③サービス残業が常態化している

残業をする場合は、「残業手当が付くのが当たり前」です。

これは「労働基準法37条」に記載されており、サービス残業は明確な法律違反であって、刑事罰も定められています。

それでも、コスト削減などの理由で社員にサービス残業を強要する会社があるのが現状です。

さらに、定時以降はタイムカードの入力をできなくしたり、残業させない代わりに朝早く出勤させて残業代を支払わないなど、様々な方法で残業代をカットしようとする悪質なケースもあります。

会社側に改善しようとする動きが見られなければ、早いうちに退職した方が賢明といえるでしょう。

新卒で退職することのメリット・デメリット

上記で説明したように退職したがいい場合もあれば、逆に辞めない方がメリットにつながることもあります。

では、具体的にすぐに退職することのメリット・デメリットを見ていきましょう。

<退職することのメリット>

・3年以内の退職であれば、第二新卒求人に応募できる
・社会人としての基礎が出来ている

新卒入社から3年以内は、第二新卒という枠で応募することができる企業が多くあります。

中途に比べて経験よりも今後の伸びしろなどが重視されるため、未経験の業界・職種に飛び込みやすいというメリットがあります。

また、企業である程度の期間は働いているので、社会人としての基礎的なマナーが出来ていることも評価されやすいポイントとなります。

なので、入社してまだ3年程度であれば、第二新卒として転職先を多くの選択肢から選択できる可能性が十分にあるのです。

<退職することのデメリット>

・会社をすぐに辞めるというレッテルが貼られる
・一時的に収入が途絶える

転職するにあたって、短期間で仕事を退職した理由に対し、人事課は必ずといっていいほどその理由を聞きます。

「人間関係が合わなかった」「ブラック企業だった」などという理由を考慮してくれる人事担当者もいます。

しかし、どの会社も基本的に「長く働いてくれる人材」を求めているので、経歴が浅いと退職理由によっては採用を見送られてしまうでしょう。

また、会社を退職すればもちろん収入が無くなります。

新入社員のうちはあまり多くの蓄えがない人が多いので、スムーズに転職できなければ生活することが困難になってしまいます。

新卒社員ですぐに辞めてしまったら、転職エージェントの活用を!

前述の通り、会社を辞めた後の職探しには苦労することも多くあります。

入社してすぐに退職してしまう人を雇うリスクも会社は考えるので、書類選考で落とされることも増えるでしょう。

そこで利用したいのが「転職エージェント」です。

転職活動のプロであるコンサルタントが、応募書類の書き方や面接対策など、様々な面でサポートしてくれます。

加えて、転職エージェントを活用することで、「早期退職」という不利な状況であっても、職務経歴書や面接で武器になるような実践的なアドバイスをもらうことができるのです。

また、転職エージェントは求人を出している企業がお金を払っているため、転職希望者は完全無料で利用することができます。

新卒で早期退職した場合は金銭面的に厳しい人が多いため、転職エージェントほど心強く最適なサービスはありません。

相談するだけでも無料なので、退職してしまった際には転職エージェントの活用を検討してみてはいかがでしょうか。

大切なのは自分でしっかり考えること

会社の仕事内容に疑問を感じたり、人間関係で悩んだりすることは誰でもよくあることです。

それによって新卒で入った会社を退職し、転職することは何も悪いことではありません。

今の時代、新卒で入った会社を定年まで働き続けることが当然のものではなく、転職して様々なキャリアを積むことが当たり前となってきています。

なので会社を辞めるのも辞めないのも、どちらが正解というものはなくなっているのです。

退職を考えるような問題にぶつかった際は、自分自身でしっかり考え、後から後悔しない道を選択しましょう。

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